1. トップページ
  2. >
  3. 芸術ブログ
  4. >
  5. 新しい年度を迎えて

新しい年度を迎えて

指定管理者として「香川県県民ホール」の仕事を始めて4年が過ぎました。お客様はこの4年間をどうご評価をいただいているか本当のところはわかりませんが、民間企業が運営することの良さは少しは出ていたのではないでしょうか?
4年前とは経済情勢も大きく変わり、当初、計画していたことも縮小したり、当分の間、実施しないというようなことも出てきました。
その中で、先月、突然に宇野と高松を結ぶフェリー会社が廃止という発表があり、ホールの目の前の2社ということもあり、他人事とは思えない気持ちで2社の動きを見てきました。
幸い当分の間は運行するという発表がなされて、多くの県民の皆さんがホッとしたと思いますが、根本的な解決策は見いだされないままの、暫定的な延長ということになります。
ホールとしてフェリー会社が廃止されるとどうなるか? もちろんフェリーを使ってご来館されるお客様もさることながら、夜になるとホールの前のフェリー乗り場の明かりが消えてしまうようになるということです。
ただでさえ、ホール周辺が暗いのにこのような事態になると、真っ暗な地域になってしまうということです。本州と四国の動脈というだけでなく、瀬戸の町高松という町でありながら、海辺の賑わいが無くなってしまうことになります。官民あげて本気で考える時期だと思います。