1. トップページ
  2. >
  3. 芸術ブログ
  4. >
  5. 香川の芸術文化のこれから

香川の芸術文化のこれから

「うどん県」「うどんだけじゃない香川県」と香川県の代名詞ともなっている「さぬきうどん」を材料に地域おこし真っ只中です。
また新年度になってから香川県の体制は来年行われる「第2回瀬戸内国際芸術祭」にシフトされているように思います。第1回目の「瀬戸内国際芸術祭」は予想以上の賑わいを見せて香川県民に「瀬戸内海」の良さを気づかせてくれたのでした。来年は地域や期間も拡大して開催されるとのことで、前回以上に賑わうことになるでしょう。
「瀬戸内国際芸術祭」は現代アートが中心の芸術祭で、各方面から発信する話題が「瀬戸内国際芸術祭」中心になるのは当たり前かもしれませんが、文化ホールというものを運営している私たちは「舞台芸術」が「蚊帳の外」になっているような気がしないでもありません。
「瀬戸内国際芸術祭」をより層の厚いものにするには、現代アートと音楽のコラボ、演劇の中での現代アート・・・いろいろコラボがあってよろしいのではないでしょうか?
確かにスタートしたばかりの芸術祭でこれから徐々にいろいろな分野とのコラボが行われてくるようにはなると思いますが、香川県内の音楽や演劇、舞踊などの分野で活躍されている方々も積極的に関わるようなことを考えていただきたいと思います。
もちろんホールの舞台芸術だけではありません、香川県県民ホール(アルファあなぶきホール)にはわが国の現代アートの巨匠猪熊弦一郎氏の大壁画がありますし、高松市内の大手企業のビルにはたくさんのモニュメントが飾られています。
別に新しいものを創り出すだけが芸術祭ではなく、そいう既存の街のアートを見て歩くという企画などもあって良いのではと思います。