令和7年度かがわ能楽講座
2025/8/11(月祝) 9/15(月祝)11/24(月祝) 12/21(日) 2026/2/23(月祝) 3/7(土)
開講14:00 開場13:30
発売予定
ネット予約可
友の会割引
令和7年度 かがわ能楽講座
一 般 発 売 6月1日(日) 午前10時より 電話・インターネット・窓口 にて受付
・プレイベント8/11(月・祝)無料講座
「夏休みこども狂言講座」
講師 狂言方 和泉流 山下浩一郎
日本の伝統芸能・狂言を楽しく体験できる講座です。狂言のセリフを声に出して独特のリズムを感じてみましょう。狂言のユニフォームである肩衣(裃)作りにもチャレンジします!自由研究にぴったりな狂言の調べ学習シートや狂言の装束、面の展示もお楽しみに!(プレイベントは無料です。)
・第1回8/11(月・祝)
「狂言を楽しむ」
講師 狂言方 和泉流 山下浩一郎
能と並び日本の伝統芸能である狂言について、基礎知識を動画やスライドでわかりやすく紹介します。狂言独特の台詞回しや表現方法も学びます。ユーモアあふれる狂言の魅力を体験し、笑いを通して伝統文化に親しみましょう。
・第2回9/15(月・祝)
「日本の総合芸術 能楽」
講師 シテ方 観世流 伶以野陽子
能楽は日本の伝統芸能の中でも総合芸術として位置づけられ、舞、謡、囃子、装束美などが一体となった芸術表現を特徴とします。本講座では、能楽の基礎知識をわかりやすく解説し、代表的な演目である「百萬」と「石橋」を題材に、見どころをおはなしします。初心者にも理解しやすい内容で、能楽の奥深い世界への入り口となる講座です。
・第3回11/24(月・祝)
「能 舞・謡を楽しむ」
講師 シテ方 観世流 伶以野陽子
能のシテ方の謡(うたい)と舞(まい)を実際に体験します。講師の指導のもと、仮設舞台の上で、摺り足、基本の型や謡、能面体験などに挑戦します。能楽のリズムや身体の使い方を体感することで、舞台上の表現の奥深さを学びます。初心者でも安心して参加できる体験型の講座です。
・第4回12/21(日)
「能・狂言を深く知ろう―雅楽からの影響をめぐって」
講師 武蔵野大学教授 三浦裕子
能・狂言は音楽・文学・舞踊が融合した総合芸術です。雅楽などの先行芸能の良いところを積極的に取り込んだ結果、その内容を高度に洗練させました。今回の講義では、おもに雅楽からの影響という観点から、能・狂言について深く考えます。私の研究テーマである近代能楽史のお話として、今年、生誕200年を迎える岩倉具視と能・狂言との関係についてご紹介したいと思います。
・第5回2/23(月・祝)
「日本のクラシック音楽を楽しもう 笛・小鼓・大鼓」
講師 笛方 森田流 杉信太朗、小鼓方 幸流 曽和鼓堂、大鼓方 石井流 石井景之
能楽囃子方の笛・小鼓・大鼓について、楽器のつくりや特徴を紹介する講座です。実際に楽器を見たり、音を聴いたりしながら、それぞれの役割や調べの違いを体感していただきます。さらに、講師による生演奏で、楽器が生み出す豊かな響きを間近で味わえる貴重な機会となっています。

・第6回3/7(土)
「海から読む『能』」
講師 ワキ方下掛宝生流/作家 安田登
海に囲まれた日本。そこで育まれて来た芸能である能には「海」にまつわるさまざまな作品があり、「海」のさまざまな性格やさまざまな音が謡われます。また、ご当地、香川県には「海士(海人)」や「八島(屋島)」等の作品があります。この二曲を中心にしながら、能の中の海のお話をします。そして、平家物語や能とも関連の深い『耳なし芳一(小泉八雲)』をSPACの俳優、榊原有美さんとともに朗読し、海や能がこの作品にどのような役割を果たしているかのお話もします。

◆時間:各回共通 開講14:00 開場13:30 (終了16:00予定)
※8/11プレイベントは10時より開始いたします。
◆会場:レクザムホール(香川県県民ホール)小ホール棟5階 多目的大会議室「玉藻」
◆チケット料金:全席自由 1講座 一般 2,200円/友の会会員 2,000円/高校生以下500円 第1回~第6回の通し券 10,000円(枚数限定)
※1講座からご参加できます。※プレイベントは無料です。
◆第3回「能 舞・謡を楽しむ」にご参加のお客様は、足袋、又は靴下をお持ちください。
◆プレイベントにご参加希望の方は、氏名、学年(年齢)、電話番号を明記の上、bunka@anabuki-enter.co.jpのアドレスよりご応募ください。保護者様も一緒に参加いただけます。
◆お問い合わせ:県民ホールサービスセンター 087-823-5023