開場13:30 開講14:00

～香川県県民ホール　アートマネジメント人材育成事業～

文化と地域デザイン講座in高松

視覚・聴覚障碍者に「演劇を届ける」講演会＆ワークショップ

◆日　時：9月23日(火・祝)　14時～16時半　※13時半より受付を開始します

◆場　所：香川県県民ホール　大ホール棟5階　第２会議室

◆参加費：1,000円(税込)　※講座当日にお支払いください

◆定　員：30名程度

◆申　込：電話又はメールにて受付。お名前とご連絡先をお知らせください。Tel：087-823-3131　Mail：bunka@anabuki-enter.co.jp

◆ゲスト

菅原ゆうき　兵庫県立ピッコロ劇団（俳優）

1991年生まれ。小劇場の出演を経て、ピッコロ演劇学校本科・研究科を修了後、2014年にピッコロ劇団入団。 ピッコロ演劇学校本科主任講師、日本劇団協議会教育事業部委員
ピッコロ劇団公演に出演するほか、演劇指導、 CMナレーション、視覚・聴覚障害者へ向けた鑑賞サポートに携わる。また、外国人の地域参加を支援するワークショップの講師、アクセシビリティや社会包摂について研修や講演を行う。これらの取組により、「日本アートマネジメ ント学会賞」、「草の根国際功労賞」、「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰(内閣府特命担当大臣表彰優良賞)」などの受賞に貢献した。

古川知可子　兵庫県立尼崎青少年創造劇場（ピッコロシアター）

近畿大学文芸学部芸術学科卒、大阪市立大学大学院都市経営研究科修了
兵庫県立芸術文化センター推進室で、情報誌創刊、友の会事業、海外ユースオーケストラやバレエ学校の招聘事業などを担当。2003年からピッコロシアターで、鑑賞事業、ワークショップ等の普及事業、研修、広報、貸館などを担当。2015年に障害者への鑑賞サポート事業を立ち上げる。
近畿大学文芸学部芸術学科非常勤講師。

松本茂章　コーディネーター　日本アートマネジメント学会　会長

文化政策学者。現職は日本アートマネジメント学会会長、文化と地域デザイン研究所代表、法政大学兼任講師、同志社大学嘱託講師など。明治生まれの祖父は建具職人、大正生まれの父は町工場の経営者。家業を継がず、早稲田大学を卒業。読売新聞記者・デスク・支局長を務めたのち、県立高知女子大学（現・高知県立大学）、公立大学法人静岡文化芸術大学で教授を歴任。2020年から時事通信社の行政専門誌『地方行政』に連載原稿を執筆中。

 

◆ピッコロシアター・兵庫県立ピッコロ劇団

兵庫県立ピッコロ劇団は、県立尼崎青少年創造劇場ピッコロシアターが長年培ってきた人材育成事業の集大成として1994年（平成6年）に設立した、全国初の県立劇団です。今回は県立ピッコロ劇団の俳優菅原ゆうきさん、広報・制作の古川知可子さんをお招きし、講演会＆ワークショップを開催します。コーディネーターの松本茂章先生を交え、視覚障碍者や聴覚障碍者に演劇を届けるサポート事業の実践を紹介していただきます。ピッコ ロシアターでは、視覚障碍者を対象にミニFM装置を配布し、舞台裏のブースに待機した俳優が、舞台演目の内容や舞台美術、役者の服装などをリアルタイムで言葉によって伝える取り組みを行っています。また、聴覚障碍者に向けては、俳優が作成した約1000枚の字幕画面を、舞台の進行に合わせて表示する「バリアフリー字 幕」の提供も行っています。今回のワークショップでは、これらのサポート事業のうち「俳優による言葉の生中継」を、参加者の皆様に実際に体験していただきます

◆プログラム

・ピッコロシアター及びサポート事業の実践について　

・ワークショップ参加者の皆様で「俳優の言葉の生中継」にチャレンジ！

※休憩を挟みながら2時間半程度のワークショップとなります。

 

◆主催：あなぶき文化振興コンソーシアム　/ 協力：かがわアートマネジメント研究会準備室

◆お問い合わせ：県民ホールサービスセンター　087-823-5023（10:00～18:00）