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オーケストラの演奏会に行ってみよう!

最近の景気低迷の影響もあり、オーケストラの演奏会が全国的にみても減少傾向となっております。
ここ香川県でもオーケストラの演奏会が少なくなっています。その原因が観客の減少、すなわち演奏会を行っても採算が合わないということです。
特にクラシック関係音楽会の若年層の観客が増えていないのが気になります。もちろん香川県だけでなく首都の東京でも同じような傾向にあるそうです。
コミックやテレビドラマで「のだめカンタービレ」がヒットして、少しはクラシックファンが増えたようですが、焼け石に水の感があります。
昨年、当ホールのアンサンブル金沢の演奏会にソリストで高松に来たピアニストのアリス=紗良・オット(http://www.universal-music.co.jp/classics/artist/alice_sara_ott/profile.html)さんからも、ドイツでも若年層の観客減少が深刻だと聞きました。
そこで、ドイツではどうしているかというと、やはり演奏家の学校訪問という地道な活動で、クラシック音楽に親しんでもらうということしかないということのようです。ただ、その演奏家たるやメジャーデビューしている有名な演奏家がスケジュールが合えば出かけていっているということです。
一流の演奏家が学校までやってきて子供たちの目の前で演奏する、きっと子供たちの心に音楽の芽を植え付け、そのこどたちの多くがが大きくなって演奏会で出かけることでしょう。
昨年から私たちもヴァイオリニストの吉田恭子さんにお願いして子供たちの所に出かけて演奏するというプログラムを始めました。
学校で吉田さんのヴァイオリンの演奏を聴いたのが忘れられなくて、演奏会に出かけるようになった!という人たちがたくさん育てば良いと願いながら、私たちも地道にクラシック音楽の普及活動をしていきます。
それでは大人たちはどうしましょう?
騙されたと思って、演奏会ででかけてみましょう! 騙されて来た方も帰りには必ず「良かった」と思うはずです。いっぺんにクラシックコンサートのファンになることでしょう!
今年は、11月21日に女性指揮者の西本智実氏率いるラトビア国立交響楽団がやってきます。
そしてなんとドボルザークのチェロ協奏曲のチェロの独奏があのミッシャ・マイスキーがやってきます。
この世界的な演奏者が高松で演奏会を行います。
クラシックファンの方のみならず初心者の方も必ず感動するコンサートになること間違いありません。
お待ちいたしております。