香川県県民ホール&北陸・金沢ガルガンチュア音楽祭 連携事業
ワーグナーからシュトラウスへ――劇場の都ミュンヘンが舞い降りる
ミヒャエル・バルケ指揮×阪田知樹(ピアノ)×児玉隼人(トランペット)
with ミュンヘン・ゲルトナープラッツ州立劇場管弦楽団
◆チケット発売
友の会会員先行 12月7日(日)10:00~
一般発売 12月14日(日)10:00~
※友の会会員発売初日は電話・WEB予約のみ
名匠ミヒャエル・バルケ率いる、ミュンヘン・ゲルトナープラッツ州立劇場管弦楽団。その豊潤な響きに、若き名手 ピアニスト阪田知樹とトランペッター児玉隼人 が共鳴する。伝統と新たな感性が交わる、祝祭のステージ。
◆日時:2026年5月10日(日)14:00開演 13:15開場
◆チケット:全席指定
S席:13,000円(県民ホール友の会会員12,500円)
A席:11,500円(県民ホール友の会会員11,000円)
B席:9,000円
C席:7,500円
U25(25歳以下):4000円
◆プログラム:
ワーグナー:『ローエングリン』第3幕への前奏曲
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18(ピアノ独奏:阪田知樹)
ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調(トランペット独奏:児玉隼人)
R.シュトラウス:『ばらの騎⼠』組曲
◆出演:
指揮 ミヒャエル・バルケ

Michael Balke
ドイツ出身。2022年ミュンヘンのゲルトナープラッツ州立歌劇場へのデビューを機に、23年より同歌劇場の首席客演指揮者に就任。シンフォニック、オペラ共に非常に幅広いレパートリーを誇る指揮者で、ヴェローナのフィラルモニコ劇場(「サロメ」)、デンマーク王立歌劇場コペンハーゲン(「ラ·ボエーム」)、東京芸術劇場、金沢、大阪を含む数々の日本ツアー(「メリー·ウィドウ」、「蝶々夫人」)、ドレスデン国立歌劇場ゼンパー·オーパー(「魔笛」)、ソフィア国立歌劇場(「ドン·カルロ」)、ナンシーのロレーヌ国立歌劇場(「スペインの時」、「ジャンニ·スキッキ」)、ザンクト·ガレン劇場(「こうもり」、「トスカ」、「ファウスト」、「トロヴァトーレ」、「ノルマ」)等世界中の劇場から招かれている他、ロイヤル·ストックホルム·フィルハーモニー管弦楽団、コペンハーゲン·フィルハーモニー管弦楽団、アレーナ·ディ·ヴェローナ管弦楽団、ハーグ·レジデンティ管弦楽団、デトロイト交響楽団、MDRライプツィヒ放送交響楽団、ハンブルク交響楽団、ミュンヘン放送管弦楽団、ミュンヘン交響楽団、ラトビア国立交響楽団、台湾フィルハーモニック、読売日本交響楽団、オーケストラ·アンサンブル金沢、大阪フィルハーモニー交響楽団等著名な楽壇、ルドヴィック·テジエ、ローレンス·ブラウンリー、ファン·ディエゴ·フローレス、マリーナ·レベカ、五嶋みどり、ジャン=イヴ·ティボーデ等著名なアーティストとの共演も数多い。欧州有数のコンサートホール、アムステルダムのコンセルトヘボウ、KKLルツェルン、フランクフルトのアルテ·オーパー、ハンブルクのエルプフィルハーモニーへも登場している。
シンシナティ大学音楽院にて指揮法をクリストファー·ツィンマーマン、ピアノをメナヘム·プレスラー、ジェームズ·トッコに師事、室内楽をラサール弦楽四重奏団、東京クワルテットと学び、首席で卒業。トッコにはリューベック国立音楽大学でも学ぶ。2011年から16年までマグデブルク劇場第1カペルマイスターを経て副総合音楽監督を務め、リヒャルト·シュトラウス「薔薇の騎士」「エレクトラ」の新演出をはじめ、モーツァルト、ロッシーニ、ドニゼッティ、ヴェルディ、ストラヴィンスキー、コルンゴルト等幅広いオペラ作品、オーケストラ作品を数多く指揮。2018年から21年はスイスのザンクト·ガレン劇場の首席客演指揮者を務めた。
フランツ·シュレーカーの「烙印を押された人々」やフランツ·シュミットの「ノートルダム」等ドイツ·ロマン派の滅多に演奏されない作品も頻繁に手掛けており、2024年にはプーランクの「人間の声」でアン·デア·ウィーン劇場へデビューする。
2022年、ウクライナの都市ブチャで破壊された音楽学校の再建と現地の文化活動を支援するため、ドイツのヨアヒム·ガウク元大統領の後援を経て、ウクライナの難民がミュンヘンの主要なオーケストラ奏者と共演する「明日のためのコンサート」を企画し、ミュンヘンのイザールフィルハーモニーにて公演する等、ミヒャエル·バルケは社会的な活動にも積極的である。
マリーナ·レベカ、チャールズ·カストロノヴォ、ゲオルゲ·ペテアン等を配役にプリマ·クラシックよりリリースした「椿姫」全曲が絶賛を博し、2020年、ミヒャエル·バルケはドイツのクラシック音楽界で最も権威のあるオーパス·クラシック賞の「コンダクター·オブ·ジ·イヤー」及び「エマージング·アーティスト·オブ·ジ·イヤー」にダブルノミネートされた。国際的な評価の高い、ドイツを代表する指揮者の一人。
ピアノ 阪田知樹

2016年フランツ・リスト国際ピアノコンクール第1位、6つの特別賞。 2021年エリザベート王妃国際音楽コンクール第4位入賞。
第14回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにて弱冠19歳で最年少入賞。
クリーヴランド国際ピアノコンクールにてモーツァルト演奏における特別賞、キッシンゲン国際ピアノオリンピックでは日本人初となる第1位及び聴衆賞。
これまでに、シュターツカペレ・ハレ、ソフィアフィル、チェコ国立響、ハンガリー国立フィル、ベルギー国立管、フォートワース響、NHK響、都響、東京フィル、日本フィル、読響、他と共演。
国内はもとより、世界各地20カ国以上で演奏を重ね、国際音楽祭への出演多数。クレムリン音楽祭では、オール・リスト・プログラムによるリサイタルをニコライ・ペトロフ氏が「世界一のリスト」と絶賛。
阪田知樹ピアノ編曲集「ヴォカリーズ」を2022年5月に、「夢のあとに」を2023年7月に、阪田の作曲した「アルト・サクソフォーンとピアノのためのソナチネ」を2023年11月に音楽之友社より出版。
2017年横浜文化賞文化・芸術奨励賞、2023年第32回出光音楽賞、第72回神奈川文化賞未来賞を受賞。
トランペット 児玉隼人

2009年、北海道釧路市生まれ。5歳からコルネットを吹き始め、9歳から本格的にトランペットを始める。2024年、第39回日本管打楽器コンクールトランペット部門において、全部門での史上最年少で第1位、及び文部科学大臣賞、東京都知事賞を受賞。併せて特別大賞(内閣総理大臣賞)を受賞。2025年、第6回ウィーン国際音楽コンクール金賞、第3回コダーイ国際音楽コンクール第5位を受賞。その他にも、日本ジュニア管打楽器コンクール、日本クラシック音楽コンクール、大阪国際音楽コンクールなど、数々のコンクールで優勝している。
これまでに、N響、読響、東響、東京フィル、新日本フィル、札響、山響、仙台フィル、群響、名古屋フィル、大阪響、日本センチュリー響、広響等と共演。2026/2027シーズンでは、都響、日本フィル、OEK、関西フィルと共演予定。「クラシック音楽館」「クラシックTV」「題名のない音楽会」「EIGHT-JAM」「日曜日の初耳学」など、多くのテレビ番組に出演している。
これまでにトランペットを松田次史、辻本憲一の両氏に師事。その他にも、イエルーン・ベルワルツ、セルゲイ・ナカリャコフ、ガヴォール・タルケヴィー、クリストファー・マーティンの各氏など、著名な奏者のレッスンやマスタークラスを多数受講。2024, 2025年度ヤマハ音楽支援制度奨学生。第7回服部真二音楽賞《Rising Star》を受賞。
2025年2月に1stアルバム「Reverberate」をリリース。同年8月には、自身初となる全国ツアー7公演を開催。2026年9月には、サントリーホール大ホールでのリサイタルを予定している。現在、カールスルーエ音楽大学のプレカレッジにて、ラインホルト・フリードリヒ氏に師事。
児玉隼人オフィシャルサイト:hayatokodama.com
ミュンヘン・ゲルトナープラッツ州立劇場管弦楽団
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ミュンヘン・ゲルトナープラッツ州立劇場管弦楽団は、ミュンヘンの重要なオーケストラの1 つである。音楽劇の多様性を示すために、オーケストラのレパートリーはバロックから現代作品まで幅広く、オペラ、オペレッタ、ミュージカル、バレエなど音楽劇のすべてのジャンルをカバーしている。2003 年にA オーケストラのランクに昇格し、77 人の楽団員で構成されており、定期公演を行っている。さらに、2000 年以来、楽団員による室内楽シリーズを企画、メキシコや中国などの他のドイツの各都市にも招聘されている。
ミュンヘン・ゲルトナープラッツ州立劇場管弦楽団は、設立以来、著名な指揮者や音楽家とのコラボレーションを特色としている。カール・ミリョッカーやフランツ・レハールなどの作曲家たちが自作品を指揮した歴史をもち、ヴォルフガング・レンナート、フランツ・アレルス、デイヴィッド・シュタール、マルコ・コミン、アンソニー・ブラモールなどが首席指揮者を連ねており、2023/2024 シーズン以降は、ルーベン・ドゥブロフスキーが指揮を行っている。
※出演者・曲目・曲順が変更になる場合がございます。
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
※公演中止を除き、ご購入いただきましたチケットの払い戻しはできかねます。